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●ご注意
このページは製作過
程のイメージをあらわ
すものです。

実際の「YOL関西」は
こちらです。

■ 2001年10月3日、私は読売新聞大阪本社に呼ばれ、社内向けの講演会を行な った。対象は経営陣、現場の記者の方を中心として70人ほどである。



各位

 かねて企画していたインターネット講演会を10月3日に開きます。
 ITバブルの崩壊で、PCなどハード部門は伸びが一段落ですが、インターネットは確実に暮らしに入り込んでいます。
 今後、家庭内LANやモバイル通信のブロードバンド化などにともない、趣味や生活密着型コンテンツ、あるいは中高年の生きがい、少子高齢化社会への対応、景気、就職といった今、求められている様々な情報がインターネットを通じて行き交うことは間違いありません。
 こうした現状認識と、新聞社のメディアの方向性を共に考えてみたいと思います。

●演題
「IT社会と新聞社のネットデザイン−関西発ブランドリニューアル試論」

講師  北澤浩一氏  北澤事務所主宰、Webクリエイター、コピーライター
              関西発「列島いにしえ探訪」のトップページ
              (http://osaka.yomiuri.co.jp/kodai/index.htm
              作成

開催趣旨(抜粋)
 一方インターネットの世界では、一強他弱の構図が見えています。
 インターネットにおける新聞社のブランドイメージを高めていくにはどのよう な考え方をすればよいのか。
 市場環境、コンテンツ、編集・広告など多面的な事例分析とともに、インター ネットの初期からウェブデザインに取り組んできた実体験を通して見た 「IT社会とこれから新聞社が求められる表現戦略、ネットワークデザインとは」 を語ってもらいます。ぜひご参加ください。
問い合わせ メディア戦略室編集部




■ この演題が送られてきたのが、ほぼ一週間前。
 講演会の話と軽い打ち合わせは2001年の夏の終わり頃からあったのだが、「ブ ランド戦略試論」となると話は別である。
 私は蒼くなったことを覚えている。
 ご存知の方も多いと思うが、大手広告代理店では「ブランド戦略」に対する特 別な部署を作り、専門のスタッフが日々研究と実践を積み重ねている。
 話はデザインやコピー、およびWebディレクションの範疇に留まらない。

 そこからの一週間、ダンボールでふた箱くらいの新規資料に囲まれ、事務所の 椅子で食事をし、400字詰めで90〜120枚ほどの原稿を書いた。
 〆切前の寝癖というのは致し方ないものである。髭も剃らない。
 元が不良であるから、人前で話すことは苦手である。しかも相手は新聞記者 の方々。
 そうなったら仕方がない。こちらはモノカキであるから、話すように書けばい いと考えたのである。
 後は原稿を読んでください、と通天閣の裏手に逃げるつもりでいた。
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読売新聞大阪本社

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