「緑色の坂の道」vol.7081

 
    遠い花。
 
 
 
■ 慌ただしく花が終わり、風が吹いて雨になった。
 籠ったり駆けずり廻ったり、自分のためではなく動いたりとまったり。
 誰かにありがとうと言って誰かのことを叱る。
 いつの間にかそういう歳になったのだが、頭の中は昔のままだ。
 

「緑色の坂の道」vol.7080

 
    送りハンドル 2.
 
 
 
■ Flashの対応が終わって、このサイトの写真を拡大して見ることができなくなっている。
 代替えの策はあるのだが、どうもやる気がしない。
 ま、型遅れのままでいいじゃないかという按配。他にやることは多い。やらないことも多い。
 

「緑色の坂の道」vol.7079

 
    送りハンドル。
 
 
 
■ 空気が粉っぽい。
 腹の立つこともそうでないこともあるが、時期を待って事務の手続きをしている。
 先日小型車の車検で、思いのほか直すところが出てきていた。定番のオイル漏れと、これまた定番パーツの劣化である。整備はディーラーに出したものだから、OEMの部品は使えない。このパーツがこれだけするのかと、しばし漠然としていた。
 距離を走っていなくても時間と共に劣化するところはあって、そんなことは分かっているのだが、諸々保険の為にやってもらうことにした。
 実はハンドルを替えたくて、そのうちボスを手に入れてナルディのウッドを引っ張り出そうかと思っている。愚かでゴンス。
 

「緑色の坂の道」vol.7078

 
    梅の枝。
 
 
 
■ 桃が過ぎ、はやい桜も出回っている。
 私は梅の枝を買い、咲くのだろうかと眺めている。
 花瓶のいいものがなく、またそちらの世界に行くことも厄介なので省くようにしているが、割れてしまった白磁の一輪挿しが便利だった。
 

「緑色の坂の道」vol.7077

 
    ファイブ・スポット。
 
 
 
■ Jazzを聴き始めの頃、つまり10代の後半とか。
 その頃によく聴いていた曲があるとする。暫く遠ざかるのだが、また聴いてみると案外に良かったり、ああここが格好いいと思っていたのだなと聞き手の自分を眺めたり、おかしな自意識の操作が面白い。
 

「緑色の坂の道」vol.7076

 
    新しい石鹸。
 
 
 
■ 去年は距離が伸びなかった。
 感染症と、修理で入庫が長かったからである。
 半年に一度はと言われてはいるものの、オイルを一年は引っ張っている。距離は1500km程度。だいたい何時もこの辺りで嫌になる。
 嫌というのも不思議な感覚で、汚れてもいないし量も減っていないのに、おかしな雑味を感じるのである。