遠いひと 2.
■ 遠いところにいるひとに、僅かな気配を与えること。
ここで横文字を多用すれば今時の言葉だが、そういうのは昼間の厄介で食傷気味だったろう。
■ 例えば今タブレットで「京和傘」の作品を眺めている。
Nexusの色目はRGBで調整できず、PCのモニターで確認した時とは些か違っていた。
これは仕方ないのである。
21世紀になろうかとする頃、ある先達の方に「北澤さんの作品は透過光でみた方が綺麗ですね」と言われたことがあって、実際よく調整というかキャリブレートされたプリンターならそうでもないのだが、一般的にはそうしたものである。
仮にWebであっても、ブラウザの種類毎に発色も違っているのだから色の世界は奥が深い。
■ 大筋では、RGBで眺めていくことになろうだろうと思っている。
寝室では輝度を落として、あるいはAutoのままで。
写真とは静止画だが、暫く眺めていられるかどうか。
つまり余白ということなのだろうと思っている。