霜月の夜。
■ 書いてあった緑坂をいくつか没にした。
スタッフが掲載してくれることになっているのだが、番号直しておいてと連絡する。
世間は連休であるが、そうもいっていられないのが世の常で、酒を嘗めたりもそもそ仕事していたら風邪をひいた。駅の構内でもらってきたのだろう。
■ 書棚から古い文庫本を取り出して眺めていた。
池島信平さんや幸田文さん、つげ義春さんの旅日記などをぱらぱらめくる。
「ガロ」の最終号は何処行っただろうか。
杉森久英さんの「参謀・辻政信」が面白く、ソファの上で漠然と読んだ。
眠ってしまったらしく、近くに加湿器がある。