「緑色の坂の道」vol.6204 なかば金色の日 2. ■ さすがに奴は、資金集めのパーティに出てくれとは言わない。 なんでそんなことやってんだ、ともこちらも口にしない。 底の方にすこし虚無的なものを忍ばせながら、いい歳した男たちは日を送る。