MOのコンチ。
■ 数夜かけて100キロ程走り、増締めをしにショップへいく。
結局は昔からの、今まで何度か交換したことのある店になった。
どうですか、これ。
うん、いいみたい。
ちょっと当たりがミシュランっぽくなったね。
高いだけのことはありますよ。
そう願いたい。
■ MOなりなんなり、いわゆる認証マークが付いているものとそうでないもの。
一番の違いは高速での剛性だろう。
一気にレーンチェンジをしなければならない場合というのは案外にあるものだが、その時に他のタイアでは僅かに遅れる。
揺り返しがくるところまではいかないが、例えば以前履いていたパイロット・スポーツの2では若干のズレが発生し、それが個人的には気持悪かった。
もう少し柔らかいサスならそれも許容できたのだろう。
近場にいたポルシェ996のS4に乗っていた彼に、コンチはどうですと尋ねたのが発端で、無口な彼が、全く問題ないですと答えた時は、しばらく間を置いて互いににやりとしたことを覚えている。
■ ContiSportContactTM 3 はいいタイアだった。
減ってくれば当然乗り心地が劣化するものだけれども、規定値に圧を落としてやれば、なんとか耐えられた。
二日酔いの翌日あたり。減ってきたブリジストン050の時には、半ば拷問かと思ったほどである。この車は板バネなのかと。
CSC3の場合、雨の日に踏んでもEPSが点滅することはほとんどなかった。これはレインボーの上あたりで如実である。
流れたとして、流れはじめは緩やかだった。
この傾向は減ってきても変わりがなく、ライフもPS2より保ったような気がする。
ただ、数年前と今とでは走り方も変わる訳で、厳密な比較というのは土台無理な話だろう。周囲の状況も自分のスタンスも微妙に違ってきている。
その中でまた1-2年、どういうスタイルでいこうかという選択が、例えばタイアの銘柄だったりするのだ。