都心風景。
 
 
 
■ 高いところから眺めていると庭があって、外人さんが外に出ている。
 銀色に光るものは、190SLのかたちをした小さな車で、男の子が乗るのだろう。
 犬がいて、奥さんらしきひとが布のようなものを広げ、何かを描いている。
 庭の角にスタンド付きの灰皿がひとつあって、そこは家長の憩いの場であるらしい。