右手が音速をこえた。
■ 覚えというのは誰にでもあると思う。
あれ。ないだろうか。
なんにせよ、凝りに凝ったというか回数を誇る時期があり、次第に枯れていく。
これは、デザインも写真も、文章の世界なんかも大体一緒である。
車や単車にもそういうところがあって、昨今はカッティングシートを貼って後ろにまな板みたいなスポイラーをつけて走り廻る。
トランクを開ける時に重い。いいんだ開けないから。
ATのスクーターに斜め60度の太いマフラーをつけて、俺のはチタンだと威張る。
角度が問題なのである。
あと硬さと。