さらば冬のかもめ 2. 
 
 
 
■ 手元に印刷したA4の画像があって、これは確か読売新聞社のサイトでみつけた。
 震災後、2週間経った頃の被害状況を図示している。
 避難者が24万5394人。死者や不明の方々は略す。
 内訳は、岩手県が4万2837人。宮城県が8万9608人。福島県が8万5085人である。
 画像の一番下あたり、白河で「大規模な土砂崩れで多数が生き埋めに。死者12人」と注釈がある。
 確か、最も多い時期で45万人以上が避難していたような記憶がある。
 40万と一口で言うけれども、ひとつの県の人口の1/3から1/2だったりすることもあって、どこか根こそぎである。