フィルムの色気。
■ そうも言っていられないのだが、個人的には銀塩が好きである。
どちらかと言えば渋目な発色をする銘柄が好みで、KRの国内現像ができなくなった時には、ちょっと困った。
写真というのは技術の進歩とともにあるもので、その恩恵を充分過ぎるほどこうむってきたことは自覚しているのだが、私の場合、思考があるところで停止している。
感覚のようなものかも知れない。
■ でなきゃ古い車に金かけないでしょう。
と、言われる。
うん。これでも考えているんだよ。
彼は聞いてない。