無頼めぐって。
 
 
 
■ デザインや写真やコピーなどの世界は一見派手に見える。
 ハレとケの世界だからだ。
 人前に出るときはどうするか。
 なるべく隠れてどうもすいません。
 
 
 
■ 安吾に「マケラレマセン勝つまでは」という作品がある。
 アドルム中毒の前後、あれこれあった時代のものだ。終戦直後のなんでもありの時代に、ほとんど自爆にも似た姿勢で突っ込んでいく。
 安吾は母親、おふくろのことをオッカサマと呼んだ。