素のバン 2.
 
 
 
■ V6かV8が床下に潜り込んでいるバンが好きである。
 荷台の床の塗装が剥がれかかっていて、半分仕事車のような扱いをされていて、けれども合理的に走る。
 
 
 
■ 一点豪華主義や物に精神性を持たせることも悪くはない。
 それが趣味や文化だと分かっていて、声高に何事かを言わなければである。
 表現の半分にはそういうところがあって、我が国の風土に馴染むものではあるけれども。