Madreselva.
■ なんのせいか、パーツを海外から取り寄せることになった。
以前、964のRSに乗っている人が言ってたが、車のパーツの価格はこのところどんどん上がっていて、数年前にまだ在庫があると言っていたものがとっくにない。あってもプレミアがついている。
芝浦のディーラーで調べてもらってもそれは同じで、私の車より新しい形式であっても続々と廃番になっているという。内装や特殊な部品はまず駄目ですね。
はぁ、左様ですか。
■ という按配で、今回のやや旧い小型車についても、いわゆる純正のオプションと呼ばれるものに関しては半ば櫛欠けのようになっていた。
いずれ欲しくなったり必要になるものをリストアップして、どこにあるのかを探す。
UKやdeにあったりするものもあるが、全部が全部日本に送ってくれるとは限らない。
いくつかを検討して、アメリカの代表的なところから一括で取り寄せることにした。
パーツナンバーは、ちょっと苦労するが概ねネットで知れるのである。
海外送料のこともあるから、今までの旧い車と今回の小型車、そのどちらをも混在させている。もう二台あるんだけどさ、そっちは後回し。
■ Madreselva (蔦かづら)というのは、フランシス・カナロが作曲したタンゴである。
誰が歌っているものか、妙齢本格派が歌い上げるそれが私は好きで、夜半車の中で流すことも多い。
今時タンゴを聴いている人って少ないんじゃないですか、と片足三十路に言われたこともあったが、別にいいじゃないかそんなことは。