春昼。
 
 
 
■ ものごとを直裁に書くのは、野暮だという気分がある。
 そういうのは、柄ではないと思っている。
 きちんと地の文を書かねばならない時というのは勿論あるが、それは昼間の厄介でのお話だろう。
 知らん顔をして、すっと撮る。
 これがスナップの醍醐味だけれども、文章にもそういうところはあると思っていた。
 
 
 
■ 怪しいよね。
 傍によんない方がいいよね。
 ドウシタラヨカロ、ってオーラが漂っているよね。
 しっしっ。
 かつて、私は一部コミュニティの中でそのように評されていた。
 更正したつもりである。
 そこは流れで。