地平線の話 3.
■ 外苑西の辺りを、90年代終わりか00年代に入ったばかりの頃のサーブが走っていて、いい色だった。
2.0TSのエアロだったと思う。
助手席に小学生くらいの女の子が乗っていて、まだ小さいから後部座席がいいんじゃないかと思ったが、家庭の事情というのもあろうから余計なお世話である。
■ 2.0TSはシャーシが古典的で、低速では脚が固い。
高圧ターボであるから速度も案外に出る。
かといって、首都高のオービスの林スリ抜け専用とするのはちょっと馴染まず、後部座席の片方を倒し、カーボン三脚かなにかを半分伸ばしたまま入れておき、ベルクロでしっかりと固定しておくのが良いような気もする。
隣には派手な色のマイバック。それで何処へいくのか。
高感度にしてしまうので、用途によっては三脚も不可欠ではなくなってきているのだけれども。