都市の花火。
■ 八月はあわただしい。
年とともにそうなるような気がしている。
これが九月の声を聞くと、雨が冷たくなる。
夕暮れの傾きに時計を眺め、この時間、海岸にいれば寒いだろう。
■ 昼間の厄介の関係で、システムのテストなどをしていた。
予算が潤沢にあればいいのだが、そうでもないのであれこれ工夫する。
工夫には限界があって、いくらデザインでカバーしようとしてもチープな印象は否めなかったり、動作が不安定だったりした。
大雑把に言って、システムの世界もいわゆる二極分化が進んでいるような感じはある。
全てをタダでまかなおうとするものと、肝心なところは対価を払うという仕組みとにである。