河童のよこながれ 2.
■ カメラマンにとって、機材はクライアントへの説得力というか見栄の部分がある。
あとは自分への安心感だろうか。
かといって最高機種を次々に買い換えるというのはデジタルの時代になって現実的ではなく、その払いにほとんど泣いている知人を何人も知っている。
一方、デザインや編集に携わる立場からすると、どの機種で撮ったのかということはほとんど勘案されない。
ストロボが米国製なのか国産なのか、またはやや信頼性に欠ける中華思想の国からのものであるのかということは、送られてきたデータからは読み取れないのである。
別にいいんだそんなこた。