残花三昧 6.
■ 緑坂 5959 の作品を、拡大されて見られている方が少なからずおられるようである。
ありがたいことだが困ったもので、ピントの外れ方からなにからほぼ分かってしまう。
レンズは確か80-200のF2.8だったろうか。
手持ちだった。
■ こうした撮影の場合、手持ちというのは基本的に好ましくない。
ジッツォかハスキーの大きな三脚を立て、ブレないよう真面目に撮るのがセオリーである。息をとめレリーズも使う。
デジタルの場合には色温度その他、あらかじめカメラの発色の癖を掴み、老眼に鞭うって設定を繰り返す訳だが、それでいいのかというと果たしてどうしたものかいねえ。
ネオパンの100か今は厳しいコダクローム64などで、露出切り詰め、撮ってみたかったという気は残っている。