そこにいるだけのあいだ。
 
 
 
■ ここ数年、私が焼く作品画像はややアンダーである。
 暴落した頃か、これじゃ厳しいわよ、と近い人間に批判されたことを覚えている。
 そうはいうのだけれども。
 いわゆる商業利用を大前提とした作品作りと、そうではない次元のお話は少し違っていて、第一撮るアングルから別のものである。
 焼き方もちがってくる。