「緑色の坂の道」vol.5578 川崎の女。 ■ 浮島からしばらくいったあたりだった。 自転車に乗った妙齢中ほどがこんな時間にいる。 髪は長く脚も細く。話し方まで分かるような気がした。 産業道路の信号を横切っていく。