からゆき 2. 
 
 
 
■ そんなことを思い出したのは「花と龍」という邦画を見返したからである。
 任侠映画の流れなのだが、渡さんも賠償さんも、またはタミヤじゃね田宮二郎さんも、いい味を出している。
 一番格好良く死んだのは田宮さんだった。
 若かりし頃の石坂浩二さんも、やさぐれたインテリ役で二役をされている。 
 
 
 
■ 濡れ場というのものはArtでもエンターティメントでも、ある意味不可欠なものだ。
 ただ、汗と片肌。
 あるいは背中だけでそれを顕すというのは並大抵ではなく、ああいうところは昼間眺めるとドウシタラよかろ。