拓け満蒙。 
 
 
 
■ ある大学のサイトにこんな論文が載っている。
「昭和戦中期における満洲移民奨励施策の一考察」
 
 緑坂の流儀で、リンクは避ける。
 お時間のある方はすこし検索してみていただきたい。
 論文というか紀要というかであるから、そう簡単に流し読みができるものでもないのだが、そこでは戦前・戦中、一度決められた国策というものがどのように情報宣伝の流れにのっていったかの一例がまとめられている。 
 
 
 
■ 写真家・図案家(デザイナ)。
 それから作家などのいわゆる文化人が、その職業的専門性を発揮すればするほど、当時の庶民、つまり農家の青年や少年たちは満州に夢を描いた。
 事情は、軍の宣伝誌「FRONT」などと同じである。