ノーファインダー 2.
■「NYデザインポスター:甘く苦い島」の作品の何割かは、ノーファインダーで撮っている。
ノーファインダーとは、構図を決めずファインダーを覗かずそのままシャッターを押すことである。絞りは晴れた午後ならF8程度。ピントは被写体深度に応じて1.5mから2mなど。マニュアル露出かAモード。露出優先にして補正をあらかじめかける。いくつかけるかというのは、カメラの癖と経験で曖昧である。
ポジの場合、しくじるとコスト的に痛いのだが、なに写真というのは元々お金のかかる道楽ないしは仕事のひとつである。
またここへ出直そうとしても、まずは無理なのだ。