ノーファインダー。
■ いつだったか、小型のデジタルを買った。
35ミリ換算28ミリの単焦点である。
メーカー名は省くが、まあ緑坂の読者ならご推察の通り。そんなものである。
使い勝手は、といえば良いところもあるしそうでないところもあった。
片手で撮影しているとボタンを知らずに触っていることがあって、設定が変わる。
連撮が遅い。RAWだけの設定にできない、などなど。
付属していたソフトは、64bitに全く対応していなかったせいもあって使い物にならず、捨てた。
■ 写りは、といえば何台か持っているズーム付きの小型デジタルに比べれば圧倒的である。多くのプロも使われているので、形態にもよるが恐らく作品にすることも可能かとは思う。プロは案外ごく普通のものを使っている。
で、何をしていたかというと、首からストラップを下げ、ジャケットの胸ポケットにカメラを入れ、抜き打ちごっこをしていたのである。