水の女 2.
 
 
 
■ 恐山のイタコについては、いずれ書くこともあるだろう。
 訪れたのが夏の大祭ではなかったので、イタコは居ず比較的閑散としていた。
 観光バスが2台3台。ここは下北最大の観光地なのである。
 俗っぽさが同居している。
 
 
 
■ そうしたことは、今に始まったことではなく伊勢参り熊野詣、近くでは富士講など、信仰というのは半ば娯楽や慰藉、歓楽のためのものでもあった。