伊達も浮気も命のうちよ。
 
 
 
■ コウ、ふんぞるべいか。
 わんざくれ。
 などなど、独特の言葉使いをした「奴」という彼らもいて、まあまあ大層威勢がよかった。
 男伊達の連中のことを「六法」と呼んだ。
 歌舞伎の花道へ揺れながら歩く様は、彼らの風俗を模したものだとされる。