勧進日誌。
■ 何時だったか「都市大阪と非人」(山川出版社:塚田孝著)という本を捲っていた。
人に非ずと書いて非人なのである。中世から近代にかけての身分制度というのは、並大抵でないところがあって、それを一定部分で覆したのがいわゆる学歴社会だという学会での主張もあった。
出自を問わないわけである。
■ 実際はそうもいかないのが実相なのだが、ひとつレッテルを貼られると、ある意味それでいいことになる。
元何々という肩書きで渡ろうとする。
広義のシノギではあるけれども、ブランディングというのはそう簡単なものではないようだった。