朝花夕捨 4.
■ 話を戻す。
E28 のアルピナB10は3.5リッターである。
80年代後半。5MTで実測が242。0-100が、7。
SOHCにしては結構速く、当時のM5とほぼ同じスペックであった。
首都高では霧笛じゃね無敵。と当時のテスターの方が書かれている。
程度にもよるが、それから20数年経った今も、十分に速い。
■ 知的な屈折。
というものがもしあるのだとすれば、こういったセダンをベースにして、5年から10年のスパンで維持しながら仕上げていくという楽しみもあるのかと思う。
最近の若いひとたちは矢絣のデカールの意味も知らないので、その辺りはオリジナルでも構わない。
年間の維持費は、50-100を下らないだろう。
誰が誉めてくれる訳でもなく、男たちは愚かだとおもう。