エゴイスト。
 
 
 
■ 夏だというのに、シェスタコービッチを聴いていた。
 駆け込みの所用と打ち合わせが続き、あちこちの駐車場に出たり入ったりする。
 車に戻ると、今何楽章だったか、そのうち分からなくなった。
 みゆき通りの辺りでライカレンズの螺子を換えてもらい、そのあいだ色のついたグラスを買う。