「緑色の坂の道」vol.4320 女人返し。 ■ いろは坂の辺りで夕方になった。 馬返しと書かれた立て札があり、昔はここから先には牛馬と女人は登れなかったのだという。 すこしひやりとする。 山肌が殺伐としていた。