水の入らねえそのうちに。
 
 
 
■ 広沢虎造が、森の石松の幽霊の役で出てきたりした。
 浪花節、そのさわりを聴かせるのだが、いかにも正月映画らしい観客サービスである。 ひばりが七変化で渡世人の格好をする。
 仁義を切って話が済んだところで、それじゃぁ水の入らねえそのうちに、と口上述べる場面もあって、ひばりこの時15歳。
 結局は芸事の世界だったのだ。