ソリッド・ステート・サヴァイヴァー。
 
 
 
■ いつまでも漠然とはしていられないので、車を出すことにした。
 M3のひとつ前のものが先行していく。色は曇った金色。
 結構いじっているようで、あれはボンネットをカーボンに替えてるかな。
 
 
 
■ 私は初代のM3が好きである。
 M1のエンジン。6気筒あったものをぶった切って4発にする。切った跡をボルトでふさぐ。
 いかにも即席のレース仕様というところが物語だった。
 今でもファンが多く、程度のいいものは結構な値付けをしているという。
 いじればいじるだけコストもかかり、ま、確実な泥沼のひとつ。
 男受けだけはする。