「緑色の坂の道」vol.4144 場末にいすぎた 2. ■ ふたつみつ過ぎると、美人が降りていく。 地下鉄というのは残酷で、路線とその駅の界隈で人の背丈もサンダルの皮も違う。 男たちは細いパンツを履いて、先の長い靴が折れ曲がっている。