吉原夜話。
■ という本が書棚にある。
昔、何度か書いたことがあるような気もする。
■ 何時だったか、今は退職されている半ば恩人のような方とメールのやりとりをした。
そこに「相方」という表現があった。にやりとしたものだが、相方というのはつまり滝田ゆうさんや吉行さんの世界である。荷風もしかり。
今手元にある、松竹の宣伝マンだった鈴木和年さんの本にも当然のように出てきていた。
祇園の隅のなんとか楼に居続けたり、洲崎の辺りで銭湯帰りに軽く遊んだりという描写がある。
洲崎と言えば、ちょっといい日本映画があるのだが、そのスチールは色っぽい。