「緑色の坂の道」vol.3917 薄い雲。 ■ 年末年始というのは、古い瘡蓋に似ている。 別に何もすることはないのだが、適当になにかをしている。 おまえはここから出てきたんだぞ。 と言いたげに、見慣れた風景があった。