NIGHT LIGHTS 3.
 
 
 
■ チームの頭らしい彼は、ほぼ10歳年下だった。
 いや、もっとかもしれない。
 我々は遅れてきた不良もどきで、彼らは地元の現役である。
 しょうがねえなあ、という風情で、30Aの平型ヒューズを二個、私たちに分け与えた。
 仲間を駐車場に走らせるのである。
 
 
 
■ ワリイ、コーヒー奢るよ。
 といっても受け取らない。
 それはそういうものだとおもう。