月夜の汐路 3.
 
 
 
■ いい歳をして馬鹿じゃないだろうか、と思いながら車で遊ぶ。
 そして、外れたところの堤防によじ昇って、波を眺めている。
 ライトを持てば砂浜に降りられる。
 でも、そこまではしない。