「緑色の坂の道」vol.3630 夜の庭。 ■ 50度あるというウィスキィを嘗めた。 そう旨いものでもない。 私は事務所の拭き掃除をして、窓をあけていた。 黒い茂みに誰かがいるような気がして、池に月の光がある。