誰にでもなく。
 
 
 
■パーソナルアドカードとは、自分自身の広告です。
 
ここで使われている作品の多くは、いくつもの企業広告に転用されています。
また、美術ギャラリー等で展示され、作品集としてまとめられています。
初出は読売新聞社。
テーマはNY.
「甘く苦い島」- Insula Dulcamara -
 
 
世界がまだこのようになる以前のNY。
写真家が撮影し、コピーライターがコピーをつけます。
そしてデザイナーが端正に仕上げた作品が、今度はカードになりました。
 
ネーム/アドレスを入れる。
メッセージを付け加える。ご自分でコピーを考えることも。
あなただけの、極めて私的なアドカードが仕上がります。
プリントはコニカミノルタの写真品質。
 
・クリスマスカード
・年賀状
・誕生日
・転居・転出の挨拶
・店舗開設のお知らせ
・あるいは名刺代わりに
・使い方はあなたのセンス次第。
 
 
誰のためでもなくあなた自身と。
誰にでもなく、わかるひとのために。
 
 
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■ というコピーを書いた。「甘く苦い島」商用版、そのイントロダクションである。
 緑坂の読者なら、にやりと笑うであろうか。
 半ば呆れるのも正しい反応である。