枯れた色。
 
 
 
■ 浜崎から右に曲がり、流れを見てから左に入っていく。
 結構な曲率だから、路面が濡れていれば少し横に飛ぶ。
 速いのは走りなれたトラックの巡航だ。
 ちらちらとすぐ傍で廻っている目線より高いタイヤを眺め、ゆっくりと加速していく。
 

 
■ 橋の真上は抑える。
 下りもそうである。
 そこから左、時々は右に逸れていくのだが、前の車の足許をみていた。