今年はじめの雨 2.
 
 
 
■ 緑坂 6707 の続きである。
 いい歳になると、結局は私生活なのだろうという気がしている。
 それは親だったり相方であったり、そこから出てきたどうしようもないものであったりもするのだろうか。
 だって仕方ないじゃない。皆ひっくるめてのお話なのだ。
 
 
 
■ 去年で仕事を辞めたと書いてきたひとがいた。
 でかくなった息子三人の写真を付けてくる奴もいる。
 誰某が亡くなったよ、今どうしてる。
 古い女友達は、週一でこうしてるとか娘がこうだとか。
 虚礼と言わば言え。
 年に一度のご挨拶なのだけれども、まんざら捨てたもんじゃないなという気にはなっている。