野分の日 2.
 
 
 
■ 緑坂の読者というのは敏感なひとが多い。
 過ぎることもあって、それはそれで厄介なのだが、実はかなりの読み手が揃っているものだと昔から思っている。
 いいとか悪いとか、忘れた頃に言う。
 評判わるいよ。
 むいてないんじゃない。
 やめてしまえー。
 
 
 
■ 遥か昔の緑坂なのだけれども、いまだに言われることがあって、悪口はみんな学んだとかいう。