フリークス。
■ 何故だかわからないが、ダイアン・アーバスの写真が見たくなって書棚に手を突っ込んでいた。
この辺りにあったような気もするんだけど、みあたらない。
代わりに焼物と着物と、ジャガー・タイプE のレストアという本が出てきて後者は英文だった。
■ アーバスの作品は市民社会の亀裂を顕していた。
異型なもの。密かに異質なもの。
時々は、社会の表舞台に出てきて踊ることもある。
すぐ隣にいるというところが、ゆっくりと堪える。
ところが自分の中にもそういう側面があることに気づき、もう一度彼や彼女の顔を眺めるのである。