狐のまえあし。
 
 
 
■ 蛤のような月である。
 悪い癖が出て、資料を眺めるようになった。
 研究者ではないので限度はあるのだけれども、困った兆候である。
 恐山関係は大きな袋二つばかり。NYに関しても、もう少しあるが時々整理して箱ひとつくらいに減らした。今みると、このアトリエにあるものだけである。
 結局それを元に文章化はしていないのだが、ま、そういったものだろう。
 
 
 
■ 自慢話をすこし書く。
 とある画家の方が、君の写真は、と感想を述べられた。
 色遣いもそうだが、なんだか眼が引き込まれるような感じがするのだが、これはどういったことなのかね。
 は。