東京充電池。
 
 
 
■ 銀座4丁目あたりにあった恐ろしい美白の看板が変わっていた。
 あそこだけ何時までもライトが付いて空に浮かび上がっていたら、赤ん坊はヒキツケを起こすだろうと前から思っていた。
 街はLEDだらけで、アジアの言葉がきこえる。
 地下4階にある駐車場の係員は、ドアボーイが進化したような格好をしていた。
 
 
 
■ いい色ですね。これもうない色ですね。
 はぁ、ありがとうございます。
 車の色をほめられる。
 横に移動するかたちの駐車場で、ほとんどサンダーバードの秘密基地といった按配だった。
 待合室が節約している。