ディトナ、レプリカ 2.
■ 音を聞けば一発で分かる。
儀式なく、エンジンに火が入ると思う方がおかしい。
中身はコルビーで、低速から吠えるようにトルクをかけていく様はOHVの本領のようなものだった。
■ ちらりと映るダッシュ・ボードがディトナ12発DOHCとは違っている。
ディトナのスケルトンのヘッド辺りは、後に規制によってリトタクタブルとなったが、FRでタフな身繕いは、2000馬力級空冷星形ダブルワスプを積んだP-47サンダーボルトにも似て、古典的な美しさを保っている。