東京の印象 2.
 
 
 
■ 大正期の陽だまりのような散文。
 そこにスケッチがついている。いわゆる画文集なのだが、本間國男さんは画学生だったのだろうか。
 よくわからないが、わからないままでいいような気もする。
 その散文になんともいえない味があって、時折思い出したように捲っては片付けていた。
 
 
 
■ ところで今、後ろ扉にこんな宣伝が載っているのに気づいた。
 
明治富豪史:横山源之助
下層社会探訪集:横山源之助
現代金権史:山路愛山
 
東京近郊 一日の行楽:田山花袋
東京震災記:田山花袋
明治の東京:馬場狐蝶
東京の印象:本間國男