「緑色の坂の道」vol.5933 さくら咲いたら三年生。 ■ 自分が三年生の頃、なにをしていたかというと覚えていない。 遊んでいたような気もするが、遊ばない子どももいない。 好きだった女の子がいて、ええと、と名前を指折ったりする。