「緑色の坂の道」vol.5868 一年ののち。 ■ という小説があった。 泣く子も黙るというかなんというか、サガンの三部作である。 10代の頃読んだ覚えもあるが、禁断の女子高の机の中に忘れられたクッキーのような味わいで、どこがいいのか分かり難い。