「緑色の坂の道」vol.5738 あずきわらし。 ■ 虎ノ門辺りの最中を食べている。 酒ではなくて、少し苦い茶である。 この味は江戸あたりのもので、京都や奈良、または北や南にいっては人気がない。 だいたい、風土にあわないのである。